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「ママの人生」を読んで家族観を考えた

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こんにちは。オムライスはデミグラスソースが一番好きなりとです。

今日は「ママの人生」という小説を読み終えたので感想文を書きます。

ママの人生

ママの人生

 

読みやすい!引き込まれやすい!! 

経営コンサルタント和田裕美さんて方の、実のお母さんがモデルの物語だそうです。

そして物語は、主人公のほのみちゃんの小学生時代からはじまり、大人になって会社で業績を上げ、部下をたくさん従えるようになるまでの各時代のお母さんとのエピソードを綴っていく流れです。

「若くして成功を収めた方のお母さんの物語、ほーほー。」なんて思いながら手に取りましたが、本を開いて、目次と各章のサブタイトル眺めてすでに気になる構成でした。

「これが経営コンサルタントの選ぶ言葉の上手さか!!」と心から思いました。

第1章が「わたし、小学生」で第1節(と呼べばいいのかな?)が「ママ、ヌード写真を撮る」ですよ。

読むしかない。

破天荒なお母さん、でもギリギリで崩壊しない家族。

「これからどんどん美しくなっていくあなたの一番綺麗なときを写真に残しておきたい」と言って小学2年生の娘を裸にして写真を撮るママは、パパとの関係は完全に冷え切っていて、自分でスナックを経営してその時々の恋人と燃え上がるような恋愛に身を投じていますが、それでも2人の娘のことは宝物と感じて大切にしているので毎日家には帰ってきます。

やりたいこと全てに全力。自分に正直。今日死んでも後悔はない。

ほのみちゃんは、母親としてのママには絶望してる感があります。でも「女の先輩」としては全幅の信頼を寄せています。だから辛いけど幸せそう。この微妙な感じが、ずっと続きます。

パパも「お前がそのつもりなら」と家庭に興味は一切なく、他所に愛人が常にいる感じでほのみちゃんにとっての「敵」として描かれます。

一般的な「家族」という型は完全に崩壊しているのに、バラバラにならない家族。

ぼくは「個人の幸せ」と「家族の幸せ」についてぼんやりいろいろ考えました。

超ソロ社会が来るそうです

JAM THE WORLDといういつもよく聞いてるラジオ番組で、2035年には日本人口の半数は独身という「超ソロ社会」がくるという話をしていました。

ぼくは以前書いたことがある通りの「結婚ってしてもいいし、しなくてもいい、個人がそれぞれ選んで、互いにその選択を尊重できるくらいがいいよね」って感じなのですよ。

ritostyle.hatenablog.com

独身が人口の半数になるということは、結婚も独身もどちらもマイノリティではないってわけです。

結婚に対する価値観がいろいろ出てくるなら、結婚している両親が、互いに愛人をつくりながらも、ちゃんと家では家庭をやっていて、娘たちはそれも承知でママが好きっていうのも、いまのぼくらからしたらとてもいびつですが「それもありよね」なんて思える日本にいたかなるのかもしれないなー?なんて感じてしまいました。

この物語、家族内はこんな有様なのにぼくラストは泣いてしまうくらいいい話でした。そういう意味では、ぼくはすでにこの家族のあり方を認めているのかもしれないですね。

 

でも、

 

ぼくは純愛ですよ!?

 

今日のスケッチ

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ヤクルトの容器って、「トランジスターグラマー」の代名詞だと思います。

おもちゃ買ってもらえなかったので、紙におもちゃの絵を描いてました

今週のお題 スケッチ

今週のお題「何して遊んだ?」

はてなブログの「今週のお題」について目を通したところ、少年時代のしょっぱい記憶が脳裏いっぱいに広がって脳表にも溢れてきたので、そのまま手ですくってキーボードから二進法の世界に放出することにしたぼくです、こんにちは。

最初にお断りしておきます。自分の親を批判するつもりはありません。今となっては「結果オーライ」だと思ってるからです。

なので今日は、淡々と粛々とぼくの幼少期について語ります。

ぼくは友達がいなかった

ぼくの両親は共働きでした。さらに父母は休日になる曜日が違っていたので、あんまり「家族で旅行」とかそんな記憶がありません。

かわりに小さかった頃は、じーちゃんばーちゃんと一緒にいることが多かったのです。

じーちゃんは自営業で、半分店になっている家で過ごしました。お客さんが出入りする関係上、車通りの多い場所に家があったため「外は危ない」ということで、ぼくは家の中で遊ぶことが多かったのです。

ばーちゃんは厳格で気位の高い人でした。そんなばーちゃんにとって、テレビのCMなんかでバンバン登場するおもちゃは「バカになる」ものでした。そして「バカになる」おもちゃで遊んでいる近所の同年代の子供たちも、「一緒に遊ぶとバカになる子たち」だと接触を禁じられていました。

なのでぼくは、欲しいおもちゃの絵をチラシの裏に自分で描き、ハサミで切って、外から聞こえる同年代の子どもたちの楽しそうな声を聞きながら、自分のつくった全関節が全方向に自由に駆動可能な紙製おもちゃで遊んでいました。

子育ては難しい

ここまでの話だけだと、ただの悲しい物語ですよね。でもつまり、それがぼくが今ブログにアップしているイラストやスケッチのルーツなんです。

ぼくはその後も数年間は上手に友達を作ることができない子どもでしたが、小学校の3、4年生くらいになると、「絵のうまいやつ」みたいな感じで一定のポジションを得ることはできてました。孫悟空ドラクエの勇者が上手に描けたのです。イラストが好きな友達もたくさんできました。

その経験が、先日書いた充実した大学生活にも通じることになりましたし、多分一生の趣味となってくれることでしょう。

ritostyle.hatenablog.com

 

幼少期の経験は、今考えればかわいそうな状態ですが、ちゃんと今のぼくの血肉になっています。

何を与えて、何を取り上げるか。

子育てって本当難しいなと思います。

今日はそんなお話でした。

今日のスケッチ

 

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…犬の粗そうではありません。

芋です。

完全に寝落ちしました。

 

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とあるゴマのストリートのキャラクターのぬいぐるみなのですが、もう、ちょっとしたホラーですね。

描いた後、笑えました。

いつも晩御飯の後、酔っ払った状態でやってるんですよね。スケッチ。やらないよりはいいかな、と。

自分の経験から美術系大学のイイトコロを考えてみます

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こんにちは、ぼくです。

先日の大学時代のお話ですが、面白いことはあまりありませんが語り足りない気分になったのでもうちょっと書いてみたいなーと思いだらだら書きます。

ritostyle.hatenablog.com

勉強したいことが明確な人がたくさんいます 

前回のコメントで、山田 唄 (id:yamadauta)さんがとある方に「美大生は社会性がない」と言われ「いやいや」と思ったとコメントしてくださいました。

ありがいなー、と思いながら「大学ってそもそも社会性を身につけに行く場所なのかな?」と考えました。これはぼくの個人的な願いによるとことが大きいと承知して書きますが、大学って自分の好きな学問について、高校を卒業してもなお追求することが一番の目的であってほしいなー、なんて思います。

就職は、その結果身につけたスキルで「今まで学ばせてもらった恩返しをする」ひとつの手段であるのが粋だな、と。

ごめんなさい、本当「粋」とかそんな心持ちのレベルの話です。

現状どうであれ、その方が「大学生」っぽいじゃないですか?なんというか、「就職予備校」だと寂しいな、と。

そういった意味では、美術の大学って「美術の勉強がしたい」ってやつばかりで、学問に対する学生のモチベーションランキングでいけば、かなり上位にくるんじゃないかと思います。

大学の仲間には、子供のころから周りとうまく合わせることができなかったけど、絵を描いたら「うまいね」なんて言われ、「他人とのつながりを感じられた!」と喜んだ経験が多かれ少なかれあったんじゃないかと思います。「これだ!」「これしかない!」って思いで来てる人が多い場所だと思います。

だからみんな頑張ります。

ぼくには、学生時代「飲み会」の記憶がほとんどありません。いや、酔って忘れてるんじゃないですよ?

「作品仕上げないといけないから」とみんなあんまり飲みに行かなかったんです。作品を提出したらしたで、連日の徹夜から打ち上げどころではなく、みんなゾンビのように家に帰って寝てました。元気があっても、画材を買うお金がいるのでみんな貧乏で、飲み食いにあんまりお金かけてなかった気がします。

こういった面でも、みんな「学業に専念」してましたね。

大学のアトリエで、絵の具を湯煎してる横でパスタ湯がいてたこととか思い出されます。大学のメンバーでスノボや海水浴って思い出はありませんが、「みんなで美術館」「みんなで徹夜」って思い出はいくつもあります。その楽しさたるや!

…でも、リア充じゃないな…。

美的センスのある社会人の育成

学問に対するモチベーションが高すぎるせいで、就職に対するモチベーションが低いっていう話をよく聞きます。

自分の勉強に夢中で社会に役立とうという気持ちが薄い、と見れば、そういった意味では「美大生は社会性が低い」は一理あるかもしれません。

このことについて、実は知り合いの大学関係者の方から面白いお話を聞いたことがあります。

最近の、特に地方の美術系大学は「大学で身につけた感性で社会に貢献できる人材を育成する」みたいなことを頑張っていらっしゃるようで、要は美的センスのある勤め人を育てようとしているようです。「かっこいいプレゼン資料が作れるサラリーマン」みたいな感じですかね!?

これ、いいことですよねー。シンギュラリティとか、人工知能が人間のIQを超えちゃいますよ?なんて時代に、まさに必要なスキルなんじゃないでしょうか?

 趣味を持った大人

こんなわけで、大学で学んだスキルでセンスある仕事をしつつ、休日は芸術活動に積極的に取り組む。それが美術系大学を卒業した人に待っている人生です。どうですか?給料がなかなか上がらない今の時代、余暇をいかに充実させるかって、人生の勝ち負けにおいて大きなウェイトを占めると思うんですよ。そういう意味では、満足行く人生が待っていると思います。

以上、つまり自分の人生を肯定するために一生懸命綴ってみました。これからの進路を考えている高校生のみなさんや、その親御さんにとって参考になれば嬉しいです!

今日のスケッチ

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りんごです。基本中の基本ですね!果物は何度も練習したモチーフなので、描いててとても楽しいです!!

 

ペレットストーブを導入して2回目の冬の雑感

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こんにちは。カッコつけたがり3級のりとです。

1級を目指して日々精進する中で一昨年我が家に導入したペレットストーブなのですが、かなり気に入っていて、もっと普及してランニングコストが下がればいいと思うので今日はブログで紹介します。

火が見える+手間がかからない=ペレットストーブ

ペレットストーブは名前の通りペレットを燃料とするストーブです。ペレットはおが屑やかんな屑を固めて粒状にしたものです。

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ストーブをざっくり図解すると以下の感じ。日頃のスケッチの成果が活かされていますね!

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ウチに来られたお客さんは、まず「なにこれ?ワインセラー?」って言います。かっこいいんですよ。 特にイタリアのhermorossi社のがめっちゃかっこいいのでリンク貼っときます。 

www.thermorossi.com

あちらの国では、トラックが荷台にペレット積んで各家庭を訪問し、家のペレット置き場に「ザーッ」と撒いて配るらしいです。すごい。

ランニングコスト、実質どう?

ペレットストーブのメリットデメリットについては以前書いたので、そちらを見てやってください。

ritostyle.hatenablog.com

 

今回は我が家の現況をご報告します。

ペレット代とオススメしたい家の構造

週に1回20キロを5袋買って4600円支払っています。月に2万円くらいでしょうか。ただ現在、奥さんが家で主婦をしているので、働きに出たら日中使わない分安くなると思います。

「おいおい、高けぇーな!」って思われた方、話は終わってないですよ!?

我が家は1階にペレットストーブを設置しています。一階の間取りは、16畳のダイニングキッチンと、8畳のリビングの2部屋(ちなみに木造)なのですが、ドア全開でこの二部屋の暖房がペレットストーブ一台で完璧に賄えています。

どうですか?これならちょっと割安な気がしてきませんか?

なので、ぼくは将来この二部屋の間の壁をぶち抜いて、ホール状にしてしまいたいな、と考えています。

つまり、廊下を極力減らして、広い部屋で家族一緒に生活するような家を構想している方にはもってこいなストーブだと思います。

どうでしょうか?「いいな」と思っていただけたら嬉しいです。

今日のスケッチ

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北海道で買ったガラスのグラスです。中に気泡のような模様が入っていてかわいいです。食前酒やアイスワインを飲むときに使っています。もっと繊細なガラスの質感を表現できればよかったな、と思います。精進精進!

映画のようにシーンの浮かぶ小説「四月になれば彼女は」の感想と夫婦円満の呪文

どうもこんにちは。最近「高橋一生に似てる」と色んな方から立て続けに言っていただいたぼくでございます。

10年前くらいは「ヨン様みたい」と職場でマダムにモテたり、学生の頃は「ロンブー淳に似てる」(赤髪の頃)とチャラい疑惑が持ち上がり、高校時代は「ナイナイのやべっちに似てる」と老け顔扱い(やべっちに失礼)されてきたので、この歳になってちょっと風向きが変わってきたかもしれません。ちょっとドキドキしてください。

調子に乗ってゴメンなさい。ファンの方、特にゴメンなさい。ネットでどんな方なのか、画像検索してみてうれしかったんです!ちょっとくらい夢見てもいいじゃないか!

今日は、映画プロデューサーの川村元気さんの書いた「四月になれば彼女は」を読み終えたので感想を書きます。

四月になれば彼女は

四月になれば彼女は

 

 

邦画の映像が脳裏に浮かびます

さすが話題になる映画を次々とつくる方です。恋愛モノの邦画をみているような気分にさせてくれました。ちょっと冒頭部分を書きますよ。

主人公は精神科医のフジさん。物語は、彼のもとに9年前にとある出来事で別れた、フジにとって初めての彼女、ハルから届いた手紙の文面で始まります。

手紙には、ハルが今、ウユニ湖にいて、そこで出会った人や出来事についてと、そして付き合っていた頃の懐かしい思い出についてが淡々と綴られていました。

手紙を読むフジの隣には、付き合って3年になる獣医の彼女、弥生がいました。彼女とは来年結婚を控えています。二人は同棲していて、都内の高級マンションで、インテリア雑誌なんかでバンバン登場する有名な家具に囲まれていて、絵に描いたような理想のカップル像で、「今更そんな昔の彼女から不思議な手紙が届いてもね、ふふ。」って感じの雰囲気が醸されています。

でも、ふたりは実は2年もの間セックスレスでした。

そんな感じで話が始まります。

「絶対何か起きる」って思って読んでたら予想していたことが起きる。

物語はフジ視点で描かれていきます。フジは弥生のことを愛しているのか、いまいち自信がなさげです。「多分愛しているのだろう」と他人事のように思いながら、まるで弥生のことを動物でも観察しているかのように眺めている描写が続きます。一方、ハルからの手紙はその後も続きます。旅先で出会った情景と、学生時代にフジと愛し合っていた頃の思い出。

そんなフジの弥生との生活と、学生時代のハルとの思い出と、ハルからの手紙の文面がローテーションしながら描かれる1通目の手紙から1年間の物語です。

これ絶対何かおこりますよね!

パートナーを罵る新婚を脱した夫婦

読み進めていくうちに、ぼくはよく社会で目にする「嫁批判」について思い出していました。「うちの嫁ときたらまったく!」みたいなやつです。「素敵な奥さんですね」って言ったら「いやいやそんなことないです!」ってやつです。

でもぼく、自分が選んだ人生のパートナーを批判するってのは「自分には審美眼がありませんでした」と公言するにイコールな気がするんですよね。いや、わかるんですよ。それが日本人の美徳だってのは。家に帰ったら愛妻家なのかもしれません。

でも、何か悲しいじゃないですか。

「これから結婚します」って部下に「ラブラブなのは最初だけよ」とか言っちゃう上司って。

「ありがとう」と「君が好きだよ」は言い続けるといいことがある

手前味噌ですが、ぼくはいまだに意識して「ありがとう」と「君が好きだよ」と口にするようにしています。この手の言葉って「今更だから」と言葉にせずにいると、言わなかった分だけその気持ちも心の中からなくなってしまうんじゃないかと思います。

ぶっちゃけると、相手のために言うのではなくて、自分に暗示をかける意味も込めて言ってる節があります。

「ありがとう」って言うたびに「いま自分は相手に感謝してるんだな」と思えるし、「好きだよ」と言うたびに「自分は相手のことが好きなんだな」と思える感じです。

この小説は、予想していた展開が予想通りに起こるので「薄っぺらい」とネットで見ると結構辛口評価が多いです。でも、だからこそ「恋愛に情熱を燃やしていた頃のこと、覚えていますか?」という著者さんの訴えたいことがビシビシとダイレクトに伝わって来るような気がしました。

「お前は自分のパートナーを選んだ時と同じように今も大切にしているか?」と。

「はい、してます」と言えるように、今日も暗示をかけましょう。

「ありがとう」「好きだよ」と呪文を唱えましょう。

 今日のスケッチ

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硬式テニスボールです。短時間では、モコモコ感が出せませんでした…。またリベンジしたい!

 

美術大学での思い出を語ってみます。あと、くしゃみのスケッチ。

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どうも、ぼくです。こんにちは。

先日、仲良くさせてもらっている円野まど (id:ma-corpus)さんに、学生時代の話を聞かせて欲しいと言っていただきました。「こっぱずかしいなー」なんて思ったものの、その夜色々と思い出してしまったので今日はそのお話をしようと思います。

美術の大学に興味がある高校生の方やその親御さんにとって有益な情報になれば嬉しいです!

中高の美術室みたいな部屋のみで校舎ができてました。

実は中学時代から「美術の大学に行きたい」と言っていたぼく。憧れの大学に入学して最初に圧倒されたのは、高校の美術室みたいな教室がいくつもいくつもある校舎のつくりでした。

想像してみてください。どうですか?楽しそうじゃないですか?そうなんですよ。美術の大学ってすごく楽しそうなんですよね。面白いものが生み出されそうな気配があちこちからにじみ出てました。

「ここで4年間勉強するんだ!」と張り切って、ぼくは当時大好きだった、MALICE MIZERを脱退してソロになったばかりのGackt(まだ小文字でした)や、及川光博をヘビロテで聴きながら大学に通いました。ちなみにこの頃リリースされたGacktの「Misérable」と及川ミッチーの「バラ色の人生」は本当に神曲だと思っています。BGMにしていただきながら、以下の記事を読んでください。でもPVも見てもらいたいです。


GACKT - Mizérable PV


バラ色の人生

そんなワクワク感いっぱいの建物で出会った仲間たちは、建物以上に凄かったです。

憧れだった美術の大学、入ってみるとオタクばかりでした

ぼくらの中高校時代って、まだまだインターネットなんてものは普及してない時代でした。なので学校で、なんなら学年でトップクラスに絵が上手ければ、天下を取ったようなものでした。

しかし、上には上がいるんですね。

美術の大学って、現役作家の子どもというサラブレッドがいるんです。

ぼくも負けじとライバル心を燃やし、一生懸命絵を描きましたが。しかし、みんな芸術の高みを目指す高尚な人々ばかりかと思いきや、結構漫画やアニメが好きなんですよね。要はオタク的な資質を大いに持った人々ばかりでした。ちょうどマトリックスをやってた頃です。キアヌ様が、どこかのアニメイトのオープン記念イベントで登場し、おじゃ魔女ドレミのグッズを持ってる姿を何かしらでみたような記憶がうすらぼんやりとあります。時代ですよね。

仲間たちとの交流は本当にたのしかったです。

オタクはオタクでも、高い力でものを生み出す力を持ったオタクたちの集まりです。好きなマンガについて熱く語るだけかと思いきや、自分の表現にも熱いものを持っています。

そんな彼らのつくるものには、いつも驚かされっぱなしでした。

ある時、油絵の制作課題が出されました。テーマは「自由」でした。ぼくは色とりどりなもみじの葉が飛び交う絵を描いたような気がします。

完成した作品を持ち寄っての講評会(先生たちの前で自分の作品をプレゼンし、メッタメタにダメ出しされる恐怖のイベントです)の日、緻密に描かれた街の風景の中に、ビルと同じ高さの人形が描かれた作品がありました。作者は涼しい顔で言うのです

「先日ぼくがみた景色です」

普通の学校では怒られるかもしません。

でも、美術の大学では怒られないのです。

またあるとき、「公園に設置するインスタレーションの模型」という課題がでました。ぼくは、1枚の板をパズルの様に組んで、バラすと元の1枚の板に戻るっていう作品を作りました。

講評会の日、ある友人は、自由の女神のポーズをしたアメコミのキャラをつくって持ってきました。

でも、美術の大学では怒られないのです。

一般の学びの場って「正しく優れたもの」が評価されますよね。

でも美術の大学は「他人と違うこと」が評価されます。

ただし、叱られることもあります。

「真剣でない」作品を提出したときです。「手の慣れ」で「間に合わせた」作品を提出すると、激しく叱られました。

「真剣なだけ」な作品も、叱られませんが褒められもしません。「命がけの真剣さ」までいけば、それは褒められました。でもこれはすごく難しかったです。

だからみんな「真剣にふざけ」ました。

大学の壁には、だれかが作った架空のイベントのポスターが貼ってあったりしました。ゴミでつくられた謎の物体も置いてあったりしました。現実にはない世界を描いた絵がたくさんありました。

そんな場所で4年間を過ごしました。ものすごい刺激的でした。

ぼくは人のいない街の景色を描きました。なんでだったかはよく覚えていませんが、早朝に自転車で街中に出かけていって、スケッチをしたり写真を撮ったり、よくしていました。相当怪しかったと思います。

長くなってきたので、この辺で今日はやめます。「続きが気になる」ってご意見ががありましたらまた書きますね。そのときは、もうちょっと面白いエピソードを思い出そうと思います。

 今日のスケッチ

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玉ねぎです。野菜果物系って描くの好きです。天ぷらになった玉ねぎはもっと好きです。

くしゃみ注意報

 先日、長田克樹 (id:nagatakatsuki) さんが開催された、僧帽筋祭りに参加させていただいたのですが、皆さんハイクオリティな僧帽筋イラストを寄せられていて、スケッチで参加したことを後悔してしまいました。

そしたら次は「くしゃみ」ということで、国を創造するイベントは難しいですが、くしゃみとそれに添える文章くらいなら参加できそうです!

nagatakatsukioekaki.hatenadiary.jp

 

くしゃみをするときの、無防備な姿って、いいですよね。

いつもキリッとしている、完璧なキャリアウーマンの見せる、一瞬の油断。

それを「自分だけ」が見てしまった、なんてときに感じる甘美な独占欲。

くしゃみには、いろんなロマンが詰まっているのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

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M(マジで) K(くしゃみ出る) 5(コンマ5秒前)…!!

 

長田さん、趣旨と違ったら、華麗にスルーしてください…!

バレンタインデーなイラストです

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なんとかバレンタインデーに間に合いました。ぼくです。

ゲーム派ドットコム2017年2月のイラスト

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最近ずっと経過を上げていたイラストをとりあえず完成とすることにしました。

ゲーム派ドットコムさんの2月のトップ絵用に描いてたものですから、本来は1月末にはできてないといけないのにね!!ごめんなさい!!!

前回、人物にとりあえず色が一通り入ったところまでは経過をのせましたが、その続きはこんな感じでした。

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お祭りな日にハッピーな気持ちが降り注ぐようなイメージでチョコレートの雨を降らせることにしました。新しいレイヤーを用意して、降らせたいところにざっくりとチョコレートの形を描きました。

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その後、1つずつのチョコレートを描き込んでいきました。ベースになる色を塗って、影を入れて、ハイライトを入れて、形がぼやけているところに輪郭を入れて、という順番です。

その後、改めて全体の色味の調整をして完成です。具体的には、新しいレイヤーを用意して、髪の毛のあたりにハイライト、体の凹凸をつけるための影、そしてあちこちに、水色、緑、黄色を散らしました。

経過を載せることでクオリティが上がりました

今回初めて経過を記事にしてみて良かったことがあります。経過を載せることを意識したことで、カッコつけたがりのぼくは、ひとつひとつの作業が丁寧になり、結果的に作品のクオリティがいつもより高くなったのでした。

これはいいです。

今まで「ぼくなんぞの絵の経過なんておこがましい…!」とか思ってたのですが、まさか自分のためになろうとは!

ただし、いつもより制作時間がかかってしまうのがネックですね!

ここまでおつきあい、ありがとうございました!

今日のスケッチ

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コーヒーのドリップ用ポットです。

これもぼくのカッコつけアイテムのひとつとして購入しましたが、ひとり分のコーヒー淹れる時って、絶対コーヒーメーカーに頼らず自分でドリップしたほうが美味しいと思います。おすすめです。