ハロウィンがバレンタインより勢力を伸ばしてるらしい。

干支が一周するほどの昔、ぼくはハロウィンの時期にこんな絵を描いたことがあります。

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当時ぼくの中では、「つまりハロウィンてのは恋人たちが限定のメニューを食べにお店に繰り出すデートの日ですよね」という解釈でした。

そんなハロウィンですが、最近はバレンタインよりお金が動いてるらしいですな。

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記事からなんとなし見えてくるのは、恋人たちがデートしている様子ばかりではなく、仮装した友達や家族と楽しく過ごしている姿を写真にとってSNSにアップしている姿です。うん、ぼくの絵のテーマはすっかり時代に合わなくなっちゃった!!

それにしてもバレンタインデーよりハロウィンのほうがみんな金使ってるとは興味深いですね。 「恋人の日」より「家族や友達の日」のほうがお金を使いやすいってことなんでしょうか。なんかそこには「恋愛するより気の合うメンバーで楽しくやってるほうがいい」っていう思想や、震災以降の「家族や友情ってな絆を確認するって大事だよね」感が垣間見えるような気がします。まあ、単にSNSに上げやすいって理由からかもしれないですね。バレンタインの写真をネットに上げたらリア充自慢になっちゃいますもんね。

そしてこの火付け役になったのがディズニーらしい。

確かに以前ハロウィンの時にディズニーランドに行く機会に恵まれたのですがすごかった!

でも、かつて「家族でチキンを囲んで子供がプレゼントをもらう日」だったクリスマスを「恋人たちがディナーを楽しんだ後しっぽりする日」へとシナリオを書き換えたディズニーランドが、今度はハロウィンという特別な日で「家族で楽しむ」行事を復活させるとは、これも面白いなーと思ったりしました。