神戸と女川町とポートランドとオラが町

今週のお題「好きな街」

ムリヤリ今週のお題にも結びつけたりしてみる。

神戸が好きです。兵庫県立美術館、神戸市立博物館のあたりにたまに出没してます。三宮の高架下やトアロードの周辺をぶらぶら歩くのも大好きなんですよねー。

 行ったことはありませんが、最近何かと話題になっているポートランドもなんだか活気にあふれているらしいですよね。興味を持ってこの本読んだんですが、すごいと思いました。

TRUE PORTLAND the unofficial guide for creative people 創造都市ポートランドガイド

TRUE PORTLAND the unofficial guide for creative people 創造都市ポートランドガイド

 

ざっくり言うと、クリエイティブな若い人たちが集まると、その人たちの衣食など生活するための産業も入ってくるので経済が回り始める。しかも若いクリエイティブな人たちをターゲットにしてるのでやたらオシャレなテナントが入りまくるので、それに気づいたオシャレな人たちがまた引っ越してくる、っていう、もう良いことスパイラル現象が起きてるって話で、この本はそんな活気ある街の風景を撮った写真がメインの本です。

不謹慎ながら、神戸も震災で壊れちゃったあと、こんな現象が少なからず起きてるんじゃないかな?って思わされました。 まちおこしとかにかかわられてる方には、この本おすすめです。

そんなおり、昨日ラジオでJAM THE WORLD聞いてたら、宮城県の女川町がいまめっちゃ活気にあふれてるらしいんですね。

で、どうやっていまの活気を取り戻したかっていうと、3つあるらしくて復興について

  1. 還暦以上は口を出すな、50代以上は口を出しても手を出すな
  2. 他所モノの意見を聞け
  3. 行政に聞いてもらえる戦略を立てろ

てキーワードで復興を進めたんだとのことでした。

これはすごいです。確かにこの3つを守れば変わる。ぼくも地方で若者をやってるモンですから、地域の長老たちから「まちおこしのために若い力がいるのだよ」と言われつつ「だがしかし、まちの慣例には従ってもらわねば困るのだよ」というダブルスタンダードを突きつけられていたので、全身に電気が走りました。赤い実も弾ける勢いでした。

これは被災地に限らず、地方のまちから中小企業まで、ぜひ浸透させたい三か条だな、と。

いろんな情報を仕入れて、自分の住んでる街も「好きな街」になれば良いなって思いますね。