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奥井亜紀さんという個人的歌姫について語ります

音楽の話

iPodiTunesの功罪のうち、最も大きな罪はおっさんが昔の曲をいつまでも肌身離さず持ち歩いて手軽に聞いちゃうことじゃないかと思うのです。ぼくも初めてパソコンにiTunesを入れたときに「こりゃ便利な時代になった!」と家にあったCDを片っ端から(といってもそんなになかったですが)パソコンに取り込み、その後手に入れたiPodにそのまま流し込んだんですね。
そのときのプレイリストがいまだに車に積んでるiPodに残ってる。
これを金曜日の仕事を終えた帰宅途中の車内でふと思い出して再生したらそりゃもう大事故です。あ、車じゃないですよ。心のです。
その中に「奥井亜紀」という名前のプレイリストがあります。奥井亜紀さんってご存知ですか?最近だと、といってももう数年前ですがポケモンのエンディングで「心のファンファーレ」ってのを歌った方です。ガンダムファンならターンAガンダムのエンディングの「月の繭」ってのを歌ってます。
ぼくが出会ったのは「魔法陣グルグル」のエンディングの「Wind Climbing~風にあそばれて~」です。この歌がマズイんです。何がマズイって心に沁みすぎるんです。中二の心に。いい曲なんで作業しながら流してください。


奥井亜紀 「Wind Climbing~風にあそばれて」PV with lyrics


歌い出しから

誕生日を迎えるたびになにを祝うのかがずっとナゾだった

見えなくなってしまったものは二度とかえらないと知ったとき

とか、サビで

どうにもならない今日だけど平坦な道じゃきっとつまらない
きみと歩いてく今日だから這い上がるくらいでちょうどいい

とか
すごい詩的じゃないですか。おっさんの昔語りで申し訳ないのですが、昔の曲って今より言葉遊びとでもいいましょうか、直接的じゃない言い回しの歌詞が多かった気がします。
しかも何度もブログで書いてる通りの青春スーツをがっちり着込んだ当時のぼくはJ-POPのラブソングを当時から「なんとなく薄っぺらい恋愛模様」とか思ってたイタい子なんですが、そんんなおり「晴れてハレルヤ」て曲で

世界中の「大好き」を集めてもきみに届けたい想いに足りない

とか「すごいなこの愛の告白!!」って感じでどハマりし、CDがリリースされるたびに購入しヘビロテを繰りかえしてはや20年です。


奥井亜紀「晴れてハレルヤ」

しかも最近、アラフォーが見えてきたときにまた感じ方が変わってくる歌とかありまして

好きだと愛を誓うたびに薄れていく自分の道
失う恐怖で呼吸もできないそれでも笑ってた

とかすでにファーストアルバムに収録されてる「I'm Free」って歌で歌ってて、結婚して絶賛イクメン中で「もっと絵が描きたいにゃー」なんて日々思ってるぼくには事故ですホント。
とっちらかった内容になりましたが、つまり今聞いても鳥肌立てながら目頭を熱くさせてくれる曲のオンパレードで、ちょっと昨日長めに聞いてたら心がざわついて仕方なかったのでブログにしたためたとそういうわけです。お付き合いありがとうございました。

Wind Climbing

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