Kindle Unlimitedで「さいはて紀行」を読んだ

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Kindle Unlimitedのお試し期間を満喫してます。

ただ、1日5時間くらい本を読む時間があれば継続するのですが、そんな時間もなければ、もしあったとしてもお絵描きに費やしたいところなので、30日経ったら解約しそうなフラグが立ってるなー、ってとこです。

さて、前から気になってたんだけどKindle Unlimitedにあったからすかさず読んだシリーズの第二弾として、「さいはて紀行」って本の感想を書きます。

さいはて紀行

さいはて紀行

 

作者の金原みわさんは「珍スポトトラベラー」と名乗っておられまして、要はおもしろいところに出向いてそこの体験を綴ってらっしゃる方なんですが、おもしろいところがぶっ飛んでる上に文章がなんとも軽妙なんですよねー。

この本でも、60歳くらいの熟女が脱ぐ場末のストリップ劇場やら、刑務所内で更生のために受刑者が切ってくれる美容院やら、広島のゴキブリを食わしてくれる飲食店やらと、バリエーション豊富なのですが、どの話も興味をそそるような語り口で始めて、詳細なレポートのあと、なんとも言えない寂しさで話を締めるんです。どの物語も、人間の行き着く先というか、これから先にどこに行けばいいのか、みたいなのが半端なくて、そういう意味での、人間のさいはてを描いてるからこその「さいはて紀行」なのかな?と思わされます。

見たことないもの、体験したことのないものって、やっぱいいですね。ネットがこれだけ整備され、iPhoneを持つようになってから、旅行がとても効率良くできるようになりました。でも「ネットで下調べしてから出かける旅行は、もはや旅行ではなく確認行為だ」って話をあるときラジオで聞いて、「おおなるほど」と思ったぼくは、つぎの出張で、出張先の美味しい店など下調べせず、店の佇まいとインスピレーションだけで決めた店に入り「まず!せっかくこんなとこまできたのになんでこんなまずい飯を食わねばならぬのだ!?」と札幌で思い、この行為を封印しました。やっぱネット便利。

そんなネットの力を活用して、あえて「さいはて」を旅するのもいいかもしれない。

やっぱぼくには無理かもしれない。