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「君の名は。」観てきましたよ

えにっき 映画

年末に奥さんと「そうだ、映画見にいこう。」って話になりました。

みたい映画があるわけではなく「映画館に行く」という行為に及ぼうって感じでして「じゃあ何見ようか」「あ、君の名は。まだやってるよ」ってな具合でした。

おっちゃんから若い方へアドバイスですが、付き合い始めの頃のデートに映画館に行くのはもったいないと思いますね。せっかく一緒にいるのに2時間近く何も話せないから相手のことが知れない、映画のチョイスを間違えてたら相手には2時間の苦行を強いることになる、挙句自分的には面白かったからと見終わったあと一人盛り上がって映画評論家トークなんかしようものなら目も当てられません。

そこにいくと長いこと一緒にいる相手となら、「久々に映画でも見に行こうか」と代わり映えしない日常の中にちょっとした新鮮な話題が持ち込めるし、上映中は話題を探す必要もなく相手の存在を身近に感じていられて、見終わったら「たまにはいいね」なんて言えるわけです。そこに映画館の価値がある気がします。映画館の復権を願います。

それにしても、フレッシュな青春時代を思い出さずにはいられない良い映画でしたねー「君の名は。」は!

「俺は昔から知ってたけどね!」的なお恥ずかしトークですが、新海誠監督の映画作品は全部観てるんですけど、今まで一番良かったです。「男の子と女の子が入れ替わる」っていう伝統的なエピソードを、これでもかってくらいの新海節で味付けしてあるところとか、もぉたまりませんね。美味しいものに美味しいものを足してすごく美味しいものにしたっていうか、温玉乗せのカレーか!?って感じです。

恋愛って本当に高度な心理戦じゃないですか。ガッキーみたいなハイスペック女子でも、理論的すぎるせいでうまく恋愛できず、「契約」という型に一度はめることでやっと恋できました!みたいなドラマが視聴率30パーセントを叩き出す時代です。知識や理論ではなくて、感情のカードまで自由に使いこなせないと勝てないデュエルが恋愛ですよね。どのタイミングでどのカードを切るかってめちゃくちゃ難しい。で、大きく一手を間違えたときのあの後悔。「ああ、やり直しがきくならば!」みたいな。

「ここまで来るのにいろいろあったなー」なんて思いにさせてくれました。自分に力がないことは知ってたし、そんな自分が動いたって結果に大きく影響が出るとは思えないけど、10代の頃は全力だったよな。今思い起こせば、あれこれデッキ組む前につっ走ってて、それって美しいことだよな。と、しみじみ思いました。

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最後は涙目になってました。

横向いたら奥さんも泣いてました。

ピュアな恋心をどこかに置いて、どこ置いたか思い出せなくなっちゃったときに見るとすごく良いんじゃないでしょうか。

日本のアニメすごい。