早く、遠くへ行かなくてもいい

こんにちは、絵を描くときずっとラジオを聞いてるりとです。

先日、たまたま聞いてたラジオでベニスの話をしていました。

そのラジオ番組は「濁音を抜いたお便りを面白おかしく読む」という趣旨のコーナーをやっている最中で「ベニス」を「へニス」と読んで「へニスがすきて ひちゃひちゃぬれて たのしみました」みたいなお便りで爆笑するゲスい内容だったのですが(なにそれ!?興味ある!!って方はご一報ください)、その流れでベニスというかヴェネツィアの話になりまして「ヴェネツィアは人より早く動くものがないゆっくり時間が流れる町だ」というフレーズがあったんです。

すごく惹かれてしまった。

もちろん、ぼくたちの今の暮らしが日本の高度経済成長の後にできたものだとはわかってるんですね。でも、なんというか、もう少し「のんびり」できてもいいんじゃないかなー?ってよく思います。

みんなギリギリの状態、しかもミスは許されない。みたいな、そんな空気がありますよね。閉塞感、なんて言ってみたり。

社会が悪いとか、政治が悪いとか、そんな愚痴ばっかり言っても仕方ないので、「個人でできる改善策はないかしらん?」なんてよく考えたりします。

わざとゆっくり歩いてみてた。

という訳で、一時期ぼくは「わざとゆっくり歩く」ことを意識してみたことがあります。

職場などで、1人しゃなりしゃなりと。

ゆっくり歩く移動時間にアイスブレイクできたりして「いいなこれ」と思ってたのですが、次第に仕事量が増えてきて、最近は「チャチャっと仕事を済ませてパパッと帰るために移動時間短縮!」みたいな感じでチャキチャキ歩くようになってました。まぁ、これはこれで健康の維持増進のためにもよかったように思います。

最近は、新たなチャレンジとして「昼食をゆっくりとる」ということを試みてます。燃料を補給するように食べるのではなく、口に入れるものをゆっくり味わいながら食べる。

もともと食が細かったぼくなのですが、最近さらに量が食べられなくなってきました。しかし、美味しいものを食べるのは好きなのです。

なので、1回1回の食事で「無駄撃ち」しないように心がけたいと思っています。

今年のGWは遠出をしなかった

そういえば、今年は首の座ってない赤子が家にいるため、GWに遠出をしませんでした。

しかし、これが本当にぼくにとっては濃厚な時間になりました。

家の掃除をして客を呼んで、午前中からお酒飲みながら夕方まで庭で肉焼いたり、引っ越しした友人宅に遊びに行って半日のんびり語らったり、そんなことして過ごしてたのですが、そういう時間が本当にぼくを元気にしてくれました。

ついでに家の掃除中に屋根裏から学生時代に描いたイラストが何枚か出てきました。

今度色塗りしようかしら?

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おかげで、今年は例年になくGW明けのストレスがないのです。充分すぎるほどGWに充電できたからかもしれません。

「働き方改革」は、今のところ「改革を推進するために現場に無理をさせそう」な気がして心配です。

なので、自分でできることを探して「りとのヴェネツィア」をつくっていきたい所存です。

最近、鼻炎が激しいので、ぼくのヴェネツィアのキャッチコピーは「鼻水の都」ですかね!?