歌っているのはテレビとは違う全然知らない人

電気グルーヴが96年くらいに出したアルバム「オレンジ」の中に「なんとも言えないわびしい気持ちになったことはあるかい」という曲がありまして、その中に「買ってもらったアニメの主題歌のカセットテープ 歌っているのはテレビとは違う全然知らないやつ」ってフレーズがあるんですね。

これがもう「わかるー!」って当時思ってたんです。

子どもの頃に親が買ってくれて、車の中でかけてくれてたアニソンのカセットテープが、テレビとは違う声で「これ誰だ?」(「オレンジ」には「誰だ!」という曲もあります。大好きです)と思いながらも、知ってる曲なんで一緒に口ずさんだりしたものです。

そして、こーいうカセットテープって、なんか統一性がなくって、いろんなアニメの主題歌や挿入歌がオムニバスで入ってたりしたもんだったので、チャンネル数の少ない地方に住んでたりすると当然知らないヤツどころか全然知らない曲とかもあったりしたものなのですが、デジタルでないカセットテープは編集とかもできないのでそのまま最初から最後まで流しっぱなしなことが多く、ネットもないので情報も得ることなく、その全然知らない人の声でその曲を何度も聴いて覚えてしまったりしてるわけです。

あれから40年近い時を経て現在、様々な媒体からうっかりそんな曲に再開することがあるわけです。

「うわー!あれってこれだったんだ!」みたいな感動があるわけですが、誰とも共有することができず、ひっそりとブログに書くのでした。

ちなみに、最近そうなったのは「六神合体ゴッドマーズ」の劇場版主題歌で「Birrthday Citi」って曲でした。

ちなみに、当時ぼくが買い与えられてたカセットテープは現在では「パチソン」と呼ばれてるらしいですね。