あーこーいうことかぁ、と思った話

ここ何年かで「静かな退職」という言葉を見聞きするようになりました。

必要最低限の仕事だけをこなし、クビにならない程度に働くって感じの働き方のことを指してるイメージなのですが、職場の若手くんにまさにそんな働き方をしてる人がいて、ここ数ヶ月同じプロジェクトで動くことになったので、いろんな話をする機会に恵まれました。

聞いてると、ぼくがまだギリ若手だった頃に憧れていた、仕事もするけどプライベートも充実させたいみたいな、ワークライフバランス的なものと、求めてるものは一緒だなと思いました。

ちょっと違うな、と思った点は、ぼくの頃っていうと主語が大きくなるので、ぼく個人に限ったことを言えば、仕事がなくなることに対してやっぱりどこか恐怖というか不安があるのに対して、今回話した若手くんは「将来にわたって仕事があり続けるなんて保証はどこにもない」っていう諦めというか達観、諦観?みたいなものが、明らかにぼくより強いイメージで、話を聞いてるとまるで「1ヶ月後に地球に隕石が落ちることが決定してる世界」みたいな終末ものの物語を聞かされてるような印象で、そう考えると急にこの若手くんがそんな終末世界で淡々と生きる主人公のように見えてきて、とても新鮮な気づきが多かったです。

やっぱりネットや本で聞き齧った知識だけで「そんなものか」と思うのではなくて、実際に人と話すのは面白いなー、と思ったりしたわけで、機会があれば飲みにでも行ってさらにじっくり話をしたいなとも思ったんですが、うっかり誘うと、パワハラ、アルハラと言われそうだな、とも思ったので、思うだけにしておきました。