読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

「ブレイブリーデフォルト」が殺伐としてて面白い

ゲームの話

息子のもとにサンタさんが届けてくれたニンテンドー3DSですが、ここのところ夜な夜な父が借りて、前から気になってたブレイブリーデフォルトをこっそりとプレイしています。

ストーリーは、風水火土といったクリスタルの力で均衡が保たれてた世界で、そのクリスタルに異変が起きて天変地異が起きちゃう話です。主人公のティズはその天変地異で突然住んでた村が崩壊、目の前でご近所さんが死に絶えていき、訳も分からず途方にくれてたところ、風のクリスタルを祀る巫女アニエスと運命の出会いを果たし、一緒に世界を救う旅に出る。ナイトやモンクといったジョブを使い分けながら、ファイアやケアルなんて魔法で敵と戦うという、ファミコンスーパーファミコンファイナルファンタジーを楽しんでた当時の少年少女のためのゲームですなこれは!って感じでした。きっと、子どものために3DSを買ったげたパパママに「こーいうの好きでしょ?夜中こっそり遊んでね!」って作られたゲームなのでしょう!

ヒロインのアニエスは、クリスタルの神殿で厳格で質素な暮らしをしていた世間知らずの女の子、事あるごとに「拒否します!」と言うのですがおおらかなティズと接しているうちに

f:id:rito-jh:20160201061205j:plain

と口癖のように言うようになります。

ええコや…。

ヒロインの心を掴みつつ、ついでに世界も救っちゃう。世界系、こんなのたくさん摂取しましたねぼくたち…。

ところでこの物語、クリスタルを巡って暗躍する帝国が登場します。世界を救う旅は帝国軍との戦いの旅になるのですが、ティズたちは戦った帝国の幹部たちに、きっちりととどめを刺してるみたいな描かれ方がされてるんです。ちょっと驚きです。相手が、人語を話す魔物ってならわかるのですが、どうもきっちり人間みたいだし。

登場人物たちの過去の不幸さ、敵の残忍さがインフレを起こしている国民的漫画ワンピースでさえ、ルフィたちは敵の命を取らない時代に、立ちはだかる敵はきっちり打ち取り、命のやり取りをしたことに何も後悔の念を抱かない主人公たち。この殺伐さ、新鮮です。しかもこのゲーム、こんなにキャラが可愛いのに。

でも、子どもに絵本を読み聞かせてる時にはっとなるんですが、昔話って結構ひとが死ぬんですよね。かちかちやまのおばーさんはたぬきに騙されて殺されますし、アリババと40人の盗賊たちでは、40人の盗賊は煮湯を浴びせられて皆殺しにされますしね。

医学が発達して、法律が守られてる現代日本では、人が死ぬ物語は逆にリアリティがなくなってるのかもしれないなー、なんて思いました。抗生物質が発明されたのなんて、人類史上で言えばつい最近ですもんね。

生まれてきたのが最近でよかった。