読書

【読書感想】『ディア・オールド・ニュータウン』を読みました

今日は小野寺 史宜さん著の小説『ディア・オールド・ニュータウン』を読んだ感想を書こうと思います。 あらすじ紹介程度のネタバレがありますのでお気をつけくださいませ。 ディア・オールド・ニュータウン (角川書店単行本) 作者:小野寺 史宜 KADOKAWA Amaz…

【読書感想】『口の立つやつが勝つってことでいいのか』を読みました

頭木弘樹さん著のエッセイ『口の立つやつが勝つってことでいいのか』を読みました。 口の立つやつが勝つってことでいいのか 作者:頭木 弘樹 青土社 Amazon 「すごく面白いエッセイを読んだなー」と思える本でした。 内容は、タイトルの通りのエピソードのお…

【読書感想】『珈琲怪談』を読みました

今日は恩田陸さん著の小説『珈琲怪談』を読んだ感想を書こうと思います。 珈琲怪談 (幻冬舎単行本) 作者:恩田陸 幻冬舎 Amazon 登場人物は主に、音楽プロデューサーの塚崎さん、作曲家兼スタジオミュージシャンの尾上さん、外科医の水島さん、検事の黒田さん…

【読書感想】『フォース・ウィング-第四騎竜団の戦姫-』を読みました

最近、その日あったこととか感じたことをダラダラとかくブログを続けていて、随分と久しぶりになってしまった読書感想のコーナーです。 りとブログの読書感想記事ファンの皆様、お待たせいたしました。 今回感想を書かせていただくのは、レベッカ・ヤロスさ…

【読書感想】『ホームレスでいること』を読みました

今日は、いちむらみさこさん著の『ホームレスでいること』という本の感想を書こうと思います。 ホームレスでいること: 見えるものと見えないもののあいだ シリーズ「あいだで考える」 作者:いちむらみさこ 創元社 Amazon いちむらみさこさん、って、ぼくは何…

【読書感想】『22歳の扉』を読みました

青羽悠さん著の小説『22歳の扉』を読みましたので、今日はその感想を書こうかと思います。 あらすじ紹介程度の冒頭部分のネタバレがありますのでお気をつけくださいね。 22歳の扉 作者:青羽 悠 集英社 Amazon もーなんか、タイトルからしてフレッシュすぎる…

【読書感想】『ゲーテは全てを言った』を読みました

今日は鈴木結生さん著の小説『ゲーテは全てを言った』の感想を書こうと思います。 ゲーテはすべてを言った 作者:鈴木 結生 朝日新聞出版 Amazon あらすじを紹介する程度のネタバレがありますのでお気をつけくださいね。 主人公の博把統一さんは日本のゲーテ…

【読書感想】『ナチュラルボーンチキン』を読みました

今日は、金原ひとみさん著の小説『ナチュラルボーンチキン』の感想を書こうと思います。 ナチュラルボーンチキン 作者:金原ひとみ 河出書房新社 Amazon 以下、あらすじを紹介する程度のネタバレがありますのでお気をつけください。 主人公は、とってもルーテ…

『センスの哲学』を読みました

去年の夏くらいから、小説の物語が上滑りして入ってこなくなっちゃった、みたいなことをちょっと前に書いてから、症状が出て以降に読んだ小説以外の本の読書感想を立て続けに書いてみるってのをやってます。 小説はうまく読めないんですが、紙の本をペラペラ…

『他者と働く「分かり合えなさ」から始める組織論』を読みました

ここ数年「ナラティブ」って言葉をやたらと見聞きするようになりました。 はじめは「ん?ユニコーンガンダムの続編が流行ってんのか?」とか思ってたんですが、どうやらそうではないらしいです。 で、そのナラティブって言葉がやたらよく出てくる『他者と働…

『消費される階級』を読みました

なんで読もうと思ったのかよくわからないのですが、なんとなく手に取ってみたら、すごく面白い内容の本だなーと思って、一気に読んでしまったのですが、酒井順子さん著の『消費される階級』という本を読みました。 消費される階級 (集英社ノンフィクション) …

『パーティーが終わって、中年が始まる』を読みました

phaさんというと、ぼくらロスジェネ世代にとっては「こーいう生き方もあるんだ!?」という、広く一般にはモデルにならないけどある種モデルケース的なところがあった方ではないでしょうか? 京大を卒業しながらもニートで、でもとても楽しそうで、ネットに公…

『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』を読みました

昨年の夏以降、なんだか小説が読めなくなった時期がありました。 なので、このブログの三本柱の一本といっても過言ではない読書感想記事があんまり更新されてませんでした。 とか突然言われても、いつもダラダラと書いてるので「え?そうなの?」と思われた…

輪郭を掴む

なにか新しい知見を得たいときに、その内容に関連した本を1冊読むだけでは、どんなに名著と言われていたも、ピンとこないなーと思うことが多いです。 でも、同じ内容について、別の著者さんが書いた本を何冊か読んでいくうちに、おぼろげだったイメージがだ…

モバ充とバ先と旧TwitterX

ラジオを聞いてると「旧TwitterXでハッシュダグをつけてポストしてください」という言い回しをよく聞きます。 いまだに旧Twitterと断らないといけないくらいXって定着してないんだなぁと思うと、あの青い鳥は本当に皆に親しまれてたんだなぁと感じます。 ま…

【読書感想】『休養学 あなたを疲れから救う』を読みました

片野秀樹さん著の『休養学 あなたを疲れから救う』を読んだのですが、とっても気づきが多かったです。 休養学: あなたを疲れから救う 作者:片野 秀樹 東洋経済新報社 Amazon これはなんというか「攻めの休息」の仕方を説く本だなと感じたんですね。 休むこと…

【読書感想】『自分とか、ないから。教養としての東洋哲学』を読みました

しんめいPさん著の『自分とか、ないから。教養としての東洋哲学』という本を読みました。 自分とか、ないから。教養としての東洋哲学 (サンクチュアリ出版) 作者:しんめいP サンクチュアリ出版 Amazon これ、タイトルがめっちゃ良くないですか? 「自分とか…

【読書感想】『海が見える家 それから』を読みました

はらだみずきさん著の小説『海が見える家 それから』を読みました。 海が見える家 それから (小学館文庫) 作者:はらだみずき 小学館 Amazon これはぼくがこのブログで、えらく感動した旨を綴った『波に乗る』の続編ですので、以下波に乗るのネタバレが絡んで…

【読書感想】『椿ノ恋文』を読みました

小川糸さん著の小説『椿ノ恋文』を読みました。 椿ノ恋文 作者:小川 糸 幻冬舎 Amazon このお話はぼくが感動でおいおい泣いた『ツバキ文具店』のシリーズの代3作目にあたるお話です。 rito.gameha.com どんなお話かっていうと、鎌倉で文具店を営んでいた祖…

【読書感想】『波に乗る』を読みました

はらだみずきさん著の小説『波に乗る』を読みました。 波に乗る 作者:はらだ みずき 小学館 Amazon ちょっとねーこの作品、慌ただしく現代社会の荒波に揉まれてる人間からすると「ああ、いいな、こういうの…」みたいな、そんなことを思いながらどんどん作品…

『レーエンデ国物語』を読んでいます

今年もあと半月ほどで前半終了ですが、2024年上半期りと的本屋大賞になりそうな小説のお話を今日はしたいと思います。 多崎礼さん著の『レーエンデ国物語』です。 以下ぼくの感じた魅力を書きたいと思いますが、事前情報入れずに読んだ方が絶対いいので、す…

『東京都同情塔』を読みました

何かと話題になっていた九段理江さん著の小説『東京都同情塔』を読みました。 東京都同情塔 作者:九段理江 新潮社 Amazon この作品の面白さは、芥川賞受賞後のインタビューとかで語ってらっしゃる著者さんの思惑通りに賛否両論が沸き起こった(ている)とこ…

『有罪、とAIは告げた』を読みました

今日は中山七里 さん著の小説『有罪、とAIは告げた』を読んだ感想を書こうと思います。 有罪、とAIは告げた 作者:中山七里 小学館 Amazon chatGPTがブワーッと世間を賑わせはじめた当初「人の仕事がなくなる!」みたいな言説が飛び交ってた中に「裁判官がA…

【読書感想】『なれのはて』

最近『なれのはて』という小説を読んでいました。 以下あらすじ紹介程度のネタバレがあります。 テレビ局で働く守谷さんという男性が主人公なのですが、物語冒頭、何か社内での問題がきっかけで休職→復帰後イベント事業部へ異動というシーンから始まります。…

『存在のすべてを』を読みました

ぼくが珍しく作家さんの名前だけで新刊が出たら読んでいる塩田武士さん著の小説『存在のすべてを』を読みました。 存在のすべてを 作者:塩田 武士 朝日新聞出版 Amazon 今回もビビるぐらい面白く、以下あらすじ紹介程度のネタバレがありますので、読む予定の…

『誰が勇者を殺したか』という小説を読みました

ドラクエ直撃世代のぼくは、子どもの頃からたくさんの「荒廃したファンタジー世界に勇者が登場し、仲間たちと協力し魔王を倒しにいく」という物語に胸踊らされました。 当時創刊された月刊少年ガンガンではそんかテンプレートの作品がたくさんあって、次々供…

『プロジェクト・ヘイル・メアリー』というすごいSF小説を読みました

読者登録させていただいている読書家ブロガーの皆さんがこぞって「すごい」と語っておられた小説『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を読み終えました。 界隈では「三体の次はこれ」と囁かれるほどの作品なのですが、個人的には三体より面白かった…!(個人…

『ハヤブサ消防団』を読みました

面白かったー、と読み終わってから知ったのですが、この小説ドラマ化してたんですね。あ、だから平積みされてたのか。 というわけで池井戸潤さん著の小説『ハヤブサ消防団』がすごく面白かったので感想を書きます。それと、少しだけあらすじ紹介をします。 …

『近畿地方のある場所について』を読みました

「なんか話題になってるなー」と思って読み始めたらものすごく怖くて気持ち悪い本で、読み終わった後「え?これもしかしてホントのこと?最後まで読まない方がよかった?」とか思ってネットで検索したら「20年後くらいに図書館で読んだ人が、これ本当のこと…

【読書感想】『図書館のお夜食』こんな図書館があっても楽しいなぁ

原田ひ香さんの小説『図書館のお夜食』を読んだので感想を書きます。 図書館のお夜食 作者:原田ひ香 ポプラ社 Amazon 以下少しだけあらすじを書きます。 昔から本に携わる仕事がしたかった主人公の「樋口乙葉」さんは東北の書店に就職するも、体育会系の上司…