今日は小野寺 史宜さん著の小説『ディア・オールド・ニュータウン』を読んだ感想を書こうと思います。
あらすじ紹介程度のネタバレがありますのでお気をつけくださいませ。
両親が蕎麦屋という家で育った主人公の鳴樹さんは、一度は就職したものの、父母が相次いで亡くなったことをきっかけに、29歳にして会社を辞めて実家の蕎麦屋を継ぐことにします。
大学時代にバイトとして蕎麦屋を手伝ったことはあったっきりだったため、自分なりに試行錯誤しながら、たまたま仕事を辞めてフラフラしていた幼馴染の小枝さんをバイトで雇ってお店を始めます。
みつばという、かつてニュータウンだった、今は若者が流出してしまった街を舞台に、いろんな人生を生きる人たちが来店し、いろんなドラマが生まれてほっこりするお話でした。
絶対、自営業ならではの、勤め人のぼくにはわからない辛いことがいっぱいあるはずなんですよ。
でも、物語なんで、鳴樹さんの毎日は、充実していて人情に溢れていて、なんだかんだ幸せそうなんですね。
この感じ、「しあわせのパン」とか「かもめ食堂」とか好きな人にはたまらん感じだと思います。
色々あるけど頑張らないとな、と元気がもらえる、そんなお話でした。
小野寺さんの小説はこれが初めてだったのですが、お店にやってくるお客さんたちが主人公の過去作があるみたいなので、また読もうと思いました。









